秘書のまど ● 面接トレーニング〜『あいさつ』@

■ 「あいさつ」はカンペキを目指す!

■ あいさつで決まる!

受験生から、『面接試験の重要ポイントは何ですか?』と聞かれたら、
真っ先に
『あいさつを標準以上のレベルで行うこと』と言います。
コメディアンがいう、『つかみ』にあたり、始めに観客を笑わせる(面接で
試験官に好印象を与える)ことで、その後の展開と結果が大きく変わるためです!


■ 「あいさつ」部分の流れ

「あいさつ」の流れを確認しましょう。

1:面接官に、受験番号を呼ばれたら『はい!』と返事をして、いすから立ち上がります。

2:「あいさつ」と書いてある面接官の前、1.5mほど前まで、さっそうと歩きます。

3:面接官の前で立ち止まり、軽く「会釈(えしゃく、15度の礼)」をします。

4:面接官の目をみて、笑顔で「受験番号●●番、△△■と申します。」と元気に言います。

5:そのままつづけて「よろしくお願いいたします!」といい、普通礼(後述)をします。

6:面接官に「はい、次へどうぞ」といわれたら、もう一度「会釈」をして、右へ移動します。

以上が、「あいさつ」の流れです。
これを完璧にこなします(いや、そんなに難しくはないのですが・・・)!


■ 重要ポイントは?

以下の3点を完璧にしておきましょう。

1 歩く、とまる、お辞儀するの3動作を、きちんと行う
2 受験番号と名前を、ゆっくり、はっきり、笑顔で行う
3 おじきの「始め」「終わり」はきちんと面接官の目をみる

これができればOKです。
もう少し、詳しく見てゆきましょう。










おじぎの基本・30度の『普通礼』

厳選リンク
● 歩く・とまる

面接トレーニング準備〜歩き方(モデル歩き?)にてご紹介したとおり、少し早めに歩くのが
ポイントです。
また、面接官の1.5m前に立ち止まる(理由を話すと長いので、割愛します)ために、足元を
見てしまいがちです。しかし、決して足元を見ないで下さい。見ないで、1.5m前に立ち止まれる
ようにしましょう。20回くらい練習すればできるようになります。

立ち止まったら、しっかりと背筋を伸ばします。
ありがちな失敗をお伝えしておきます。
 ・ 頭を振って、髪を直そうとする。
 ・ 面接官の目が見れず、きょろきょろする。
 ・ 体を少し揺さぶってしまう。
 ・ 小さく「咳ばらい」をしてしまう。
 ・ 手をお尻にまわしてしまう。

だめですよ!
自分ではなかなか治せないのが『クセ』ですが、この機会に克服しておきましょう。
特に、自分では気づかないこともあります。
家族・彼氏彼女・友人に見てもらうか、ビデオで録画して自分で見ましょう。
できれば、受験仲間同士でお互いの「あら探し」をして、なくなるまでやり続ける「バトルロワイヤル」
がオススメです!
(⌒・⌒)ゞ


● 3種類のお辞儀

ココは正確にトレーニングしてください。

まずは、お辞儀の3種類をご紹介します。


 1:会釈(えしゃく) → かるく状態を傾ける礼。廊下ですれ違うときなどに良く使います。
               言葉にたとえると「どうも」という感じです。上体は15度倒します。

 2:普通礼      → きちんとした礼で、通常「礼をする」ときにみんながしている礼です。
               言葉にたとえると「よろしくお願いします」「いらっしゃいませ」といった
               感じです。
               上体は30度程度、倒します(上の画像を参照ください)。

 3:最敬礼      → 特別な礼です。クレームに対するお詫びや、お世話になった方への
               感謝を伝えるときに使います。「状況応対」で使用。
               上体は45度倒します。


・・・ちょっと長文になってきたので、詳細な内容は「●面接トレーニング〜「あいさつ」A」を
増設して、お伝えしますね。



試験団体の「財団法人 実務検定協会」HP
http://www.kentei.or.jp/hisho.kentei/annai/annai.html

試験団体(出願案内)
(財)実務技能検定協会


テキスト
早稲田教育出版社教材

準1級・1級面接対策
面接DVD

秘書のまど
トップページへ戻る

資格のまど