秘書のまど ● 面接トレーニング〜『報告』

■ 「報告」のポイント


・報告の形式

課題のトレーニングに入る前に、報告の形式を覚えましょう。
形式は、次の通り。

《報告の形式》

『失礼致します。●●について、ご報告したいことがございますが、
ただ今、お時間よろしいでしょうか。』
(面接官が、『はい、お願いします』と返答します)
『はい、●●〜ということでございます。●●は●●だそうでございます。
ご報告、以上でございます』


報告中は、適切なジェスチャーが必要です。



・課題のおぼえかた

課題は、新聞記事のようなカタイ文章になっています。あなたがするべき作業は
次の二点だけです。

 1 内容を覚える

 2 丁寧な文章に変換するとともに、上記の形式にあてはめます。


あとは、役者になったつもりで、セリフに少しのジェスチャーをつけましょう。
課題は2分間しか読むことができません。
はじめの1分間は、なんども頭の中で声に出して読みます。1分間で、10回は
読めるでしょう。
残り1分間は、紙を伏せます。
頭の中で、丁寧な文章にした、セリフを何度も繰り返します。実際に秘書を演じて
いる自分をイメージしながら。

忘れた部分は課題を見直してください。
この方法で十問はトレーニングしましょう。



・本番で課題内容を忘れたら!?

結論から言いますと、全く気にしなくてかまいません。
理由は簡単です、『知識を問う試験は、筆記試験で確認済みだから、暗記力は採点
対象外』なのです。
だからこそ、万一課題の内容を忘れても『落ち着いて思い出す』ことが必要です。
場合によっては、内容の一部をとばしてしまっても構いません。
採点対象は、『敬語が使いなれているか』です。あせらないで対処しましょう。



・おっと、報告中の姿勢について!

報告するときのせりふの流れと姿勢についてまとめます。

1:「あいさつ」の後、面接官の前に移動します。

2:面接官に向かって、「失礼いたします」と普通礼をし、いったん「直立します」。

3:少しだけ前に体を傾け、静止したまま「ご報告したいことが・・・」と報告を始めます。

4:報告中は「前に少し体を傾けたまま」報告します。会釈より少し傾きは少ないので、
  角度で言えば5度くらいでしょうか。
  ホテルマンが「おうかがいいたします」というときの、あの姿勢です。
  直立して報告すると、なんだか偉そうでしょ?

5:「〜ご報告、以上でございます」と言って、そのまま普通礼をします。

このスタイルを忘れずに!

ここまで読んでいただいたあなた、だんだん「ポイントが見えてきた」んじゃないでしょうか?
秘書検定・面接試験合格のために必要なのは・・・適切なトレーニングです!

トレーニングに励んだ人が合格してゆくのです!
その理由は・・・「こなれる」「笑顔で対処する度胸がつく」など、さまざまです。
信じて、トレーニングを始めてください!









厳選リンク

試験団体の「財団法人 実務検定協会」HP
http://www.kentei.or.jp/hisho.kentei/annai/annai.html

試験団体(出願案内)
(財)実務技能検定協会


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